仕事はその人の人生や生き方にまで影響を与える大事なものです。
特に、仕事が原因で体に不具合が起きることを「職業病」といいます。
ただし、腰に負担がかかることが多い職業の人でも腰痛マットレスを使うことによってもしかしたら腰の痛みが緩和されるかもしれません。
今回は、腰に負担がかかる職業と対策方法について説明していきます。
腰痛が職業病とみなされるものもたくさんあり、たかが腰の痛みと軽く扱えないのです。
もくじ
報酬も安く腰も痛くなる保育士
保育士を外部の人はかなり軽く見ているかもしれません。
「どうせ子どもが好きで、昼寝もできる気楽な仕事なんだろう」
「好きなことを仕事にできて幸せ者だ」
などと気安く言ってしまいそうです。
しかし、保育士は腰痛になりやすい職業ランキングでかなりの上位に位置する大変な仕事です。
保育士を辞めたい、と思う原因の上位が「腰痛」でもあるのです。
保育士は朝から重労働続きです。
朝のお預かりの時は泣き叫ぶ子どもを親から引き離し、お昼寝の時間に寝ない子どもを布団に引き戻し、一斉に泣く子どもたちを両手に抱えて作業を進めます。
これで腰痛にならない方がおかしいでしょう。
お母さん方は仕事前に預けた子どもを、仕事が終わってから引き取りに来ます。
保育士はそれよりも早く仕事を始め、それよりも遅く仕事を終えます。
長時間の重労働なのです。
昼休みにキッチリ一時間の休憩をとれるわけでもありません。
また保育士はやめる人が多い職業です。
人が減ればシフトがそれだけキツくなります。
新人が入れば、仕事を教えなければなりません。
園の中で経験年数が多くなれば多くなるほど、肩にのしかかってくる負担は重くなるのです。
休日も休めず腰痛にもなる美容師
憧れの職業としてランキング上位に必ず入るのが美容師です。
確かに流行の先端をいく仕事に見えますし、独立して店を持てば収入もいいでしょう。
しかし、カットやシャンプー、パーマなどの作業をする時の不安定な姿勢が、どうしても腰痛になりやすくなるのです。
若いうちは安い給料で長時間の仕事を強いられることが多く、21世紀になっても「修行」が当たり前の業界といえるでしょう。
週一回の休みの日も、自主的に店へ出てカットの練習をするなど過酷な労働条件の人も多く、過労とバランスの悪い姿勢が相まって腰痛に簡単になってしまうのです。
手荒れ・腰痛・腱鞘炎の3K職業ともいえるでしょう。
新人が最初に任されるのがシャンプーです。
このシャンプー作業が腰に一番負担が大きいといいます。
ここをなんとか乗り切り、技術を身に着け、後から入ってくる新人にシャンプーを委ねられば少しは楽になるでしょう。
また、お店の雰囲気に馴染めるか、先輩たちに気に入られるかでもかなり待遇や気分が違ってきます。
はっきりと規則がある会社ではない個人経営が多いので、嫌われていじめられるとひどい経験となりかねません。
逆に気に入られるとおいしいことがたくさんある業界ともいえるでしょう。
腰痛マットレスで睡眠をとる事も良いのですが、サポーターやコルセットをしながら、腰痛をひどくしないよう気を付けることができます。
繁忙期がはっきりしているので、忙しい時期にはどうしても腰痛になってしまいがちですが、そのあとに休みを取ったり治療を受けることで対処している美容師も多いでしょう。
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命を預かりストレスも多く腰痛になりやすい看護師
看護師の一日中立ったまま、あるいは歩きっぱなしという仕事環境は、かなり腰に負担がかかります。
毎日の入院患者の検温や看護では、ベッドにかがみこむことはしょっちゅうです。
腰に負担がかからないわけがありません。
またストレスも相当なものがあるといわれています。
3交代や2交代の不規則な勤務体系や、医者や先輩看護師からのプレッシャーもあるでしょう。
命を預かる身としてミスが許されない、というのもストレスです。
どんなに一生懸命に看護して、ミスをしなくても患者は死んでいきます。
救急救命室やオペ室など集中力が求められる部署もあり、腰の弱い人は負担が腰に出てしまうのです。
過酷な職場環境のため、転職を繰り返す人も多いものです。
地方の病院へ転職すれば寮に入っての仕事になるでしょう。
ルームメートとの軋轢もあるかもしれません。
人を相手にする仕事は気を抜くことができず、腰痛は職業病だともいわれています。
看護師の仕事もまた、腰痛マットレスを使えば緩和する可能性は大きいです。特に看護師の場合、夜勤がある方ですと生活のリズムが不安的になることも多いです。
良質な睡眠をとるという意味でも腰痛の方は専用のマットレスを使うのが好ましいでしょう。
苦労が多く腰痛も多いキャビンアテンダント
いまだ女性の中では花形職業であるキャビンアテンダント。
過酷な仕事であることは間違いありません。
キャビンアテンダントの三大職業病といえば、腰痛に膀胱炎、そして不眠症といえます。
食事時に押して歩くあの給仕カートは、なんと重量が80キロもあるのです。
それを揺れる機内でぶつけないようにしながら歩くのです。
腰が痛まないわけがありません。
キャビンアテンダントはハイヒール、というイメージがありますが、実はパンプスを履いてはいてもローヒールやミドルヒールがほとんどです。
それにしてもピッタリしたスカートの制服にパンプスで、狭い機内で作業をするのですから体に負担は大きいでしょう。
機内持ち込み荷物を天井の高い荷物入れに上げるお手伝いをしたり、列の内側の座席に腰をかがめて給仕したりと、肉体的に酷使する仕事であることには間違いありません。
また、乗客の言語や背景も様々であり、多種多様な要求に対処しなければなりません。
嵌め殺しのフィックス窓を開けろ、と叫ぶ乗客や、滑走中に降りたいときつく要求してくる乗客、ナンパしてくるファーストクラスの客とストレスも多いのです。
また勤務時間もまちまちで不規則な生活が続きますから、自律神経をやられているキャビンアテンダントも多いといいます。
自律神経がおかしくなれば腰痛にもなりやすいでしょう。
航空会社としても価格競争にも限界があるため、あとはサービスで差別化を図るしかないと思えば、圧力がかかるのはキャビンアテンダントということになります。
こうして腰痛が職業病といわれている仕事を見てみると、子どもたちからは憧れのまなざしで見られている花形職業が多いように思えます。
小さなころの夢を実現するためには、腰痛の痛みに歯を食いしばり様々な対処をしていく苦労が見え隠れしているのです。
職業ごとの腰痛と対策まとめ
いかがでしたでしょうか?職業によっても腰痛になりやすい職業というのは確かにあります。
上記にあげた職業に就いている人は特に注意が必要だといえるでしょう。
ですが、腰痛は専用のマットレスを使って良質な睡眠をとる事でそのリスクを回避し、腰痛を緩和することが可能です。
体は資本です。腰のケアをしっかりとしながら健康的に働いていきたいですね。

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