左側の腰痛の原因と対策・治療方法|内臓や腹痛との関係って?

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腰の左側だけ痛む、というケースが時々みられます。

普通の腰痛であれば、特に痛いのが左側だとしても右の腰もなんとなくこわばっていたり、左側の太ももや背中も痛いこともあるのです。

左側の腰痛の原因と対策について

特に筋肉疲労系の腰痛ならこばわりは足のほうから、下からくるもので、ふくらはぎも太もももガチガチだったりします。

それなのにほかはなんともなく、ただ左側の腰だけが痛いというのも心配です。

そこに何かの大きな原因が隠されていることなどあるのでしょうか。

胃潰瘍のために左側だけ腰痛になるケース

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胃潰瘍になると、一般的には左側が痛むといわれています。

それは胃の位置によるものでしょう。

内臓の中で胃はかなり上のほうにあります。

同じくらいの高さにあるのが肝臓です。

肝臓は人体の右寄りにあり、それと並んである胃は人体の左寄りにあるのです。

そのため、胃潰瘍になると左側が痛みを感じる場合があり、最初それを左側だけ腰痛になった、と感じるのです。

胃潰瘍になる原因としてよくあげられるのがピロリ菌です。

正式名称、ヘリコバクター・ピロリ菌といいます。

また、NSAIDs潰瘍も注目されています。

NSAIDsとは解熱鎮痛剤のこと。

腰痛の痛み止めにもよく使われる非ステロイド性抗炎症薬です。

こうした原因で胃潰瘍になると体の左側が痛みを感じ始めるので、最初は腰痛かな?なんでいつも左側ばかりなんだろう……と思わされるのです。

十二指腸潰瘍のために左側だけ腰痛になるケース

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十二指腸潰瘍も体の左側が痛みを発症しやすい病気です。

十二指腸は胃の出口にある部位です。

昔はストレスや人間関係から、また暴飲暴食からくるといわれた十二指腸潰瘍

しかし、今は胃と同じくヘリコバクター・ピロリ菌が悪さをして潰瘍になると考えられています。

胃潰瘍と同じく左側が痛みを発しやすいようで、人によって背中の左側だったり左わき腹だったりします。

ですから、場所によっては腰痛と感じてしまい整形外科に受診することもあるでしょう。
左側の肩甲骨周りやお尻、太ももの脇などがなんともなくただ左側腰が痛いなら、十二指腸潰瘍を疑ってみましょう。

また、内臓系疾患からきている腰痛は、どんな姿勢を取っても痛いのが特徴です。

筋肉系や神経系の腰痛は、この姿勢を取ると楽だという痛みを感じない姿勢があるものです。

右を横にして寝ると痛みを感じない、直立して立っている時がいちばん楽といった具合に、姿勢によって楽になるものです。

しかし、どんな姿勢でも変わらず痛み、絶えず痛いなら内臓系疾患を心配してみましょう。

腎臓の病気のために左側だけ腰痛になるケース

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腎臓が悪くなった場合に、 わき腹や腰の横が痛くなるケースが多いようです。

腎臓は胃の裏側、つまり背中側にあります。

左右に一つずつ、合計2個の腎臓があり、あばら骨の下あたりに位置しています。

腎臓が悪化して腫れてくると、腎臓を覆っている腎被膜が引き伸ばされてしまい、痛みを発するのです。

左右に一つずつありますから、右の腎臓が悪化すれば右の腰から背中にかけて痛みを感じ、左の腎臓が悪化すれば左の腰から背中にかけて痛みを感じるのです。



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そのため、最初は「あれ?何か重い物でも持って腰を傷めたかな?」と思うこともあるでしょう。

腰痛が右側だけ、あるいは左側だけ痛むなら、腎臓のように左右一つずつある臓器の疾患を疑ってみる必要がありそうです。

尿管結石のために左側だけ腰痛になるケース

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腎臓と関連している病気に尿管結石があります。

尿管結石とは、尿管の中に石が詰まってしまい尿が出ない、あるいは出にくいという病気です。

相当に痛いものだといわれています。

この尿管結石になると、尿が行き場を失ってしまい、腎臓側の尿管や腎盂に尿が溜まってしまいます。

すると腎盂の内圧が異常に高まり、痛みが大変大きくなってしまうのです。

いわゆる「のたうち回るような激痛」なのです。

腎臓が左右に一つずつ、合計2個あるように、尿管もそれぞれの腎臓・腎盂から一本ずつ、合計2本の尿管が出ていて、その2本がひとつの膀胱につながり尿を送り出しています。

ですから、右側の尿管が詰まれば右側の腎臓・腎盂が痛み、左側の尿管が詰まれば左側の腎臓・腎盂が痛むのです。

明らかに左右どちらかだけが痛む場合、腰が痛くてもこの尿管結石の可能性も疑ってみましょう。

すい臓の病気のために左側だけ腰痛になるケース

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すい臓が悪化して痛み出す時も、左側だけ痛むことが多いようです。

すい臓は胃の裏側、つまり背中側の左にあります。

左側の腎臓のすぐ近くです。

すい臓が悪化してくると、 左側のみぞおちやわき腹に鈍い痛みを感じ始めます。

あるいは人によっては背中の左側が痛んだりもします。

そこで、「左側の腰や背中を傷めてしまったかな?」腰痛に間違えてしまうケースが少なくないようです。

すい臓の病気は、かなり進行してからでないと症状が出ないことが多く、気づいた時にはもう手遅れだということが多いようです。

サイレントキラーとも呼ばれています。

ですから、てきるだけ早く発見して治療を始めるためにも、腰痛が左側だけに出ておかしいと感じた場合には内臓系疾患がないかどうかを調べておきたいのです。

S字結腸の病気のために左側だけ腰痛になるケース

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周囲でもよく聞くことの多い大腸ガン

この中でもS字結腸と呼ばれる部分が悪化すると、左側の腰やわき腹が痛くなることがあります。

日本人は、この大腸の中でもS字結腸や直腸、そして肛門で病気になりやすいといわれています。

大腸は、ジェットコースターの垂直ループのように360度グルリと回転しています。

自分のお腹を見下げた格好で見た場合、真ん中で始まった腸は右わき腹に向かい、時計回りにグルリと一回転して左わき腹をかすめてお尻へと向かいます。

肛門と直腸は真ん中についていますが、その直前のS字結腸は左わき腹あたりに位置しているのです。

このS字結腸は、排泄物が一時停止してプールされている場所です。

曲がりくねったこのS字結腸がないと、処理された排泄物が肛門へ直行となり、1日中トイレに行ったり来たりになってしまうのです。

便秘や腸炎、またガンにもなりやすい部位ということです。

ですから、左側だけが腰痛でおかしいな?と思った場合は、S字結腸の病気も可能性の中に入れておくことがいいでしょう。

左右ある器官の左側だけの病気のために左側だけ腰痛になるケース

卵巣や坐骨神経痛など、体の両側に一つずつある器官の左側だけが病気になっても、左側だけが腰痛でおかしいと思ってしまう可能性も高いでしょう。

単に腰が痛いだけ、と軽く流してしまわず、内臓系疾患がないかどうかを確かめておくことは大切です。


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